ゆり☆にゅーす

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2001/12/07 (金)

Mac OS 9.2.2がリリース

 さて、全然淫魔らしくないユリです。
 今日のニュースは、肩の力を抜いていきます。

 先日、「Final Cut Pro 3」というマック用ソフトが発売されました。このソフトは、これまではプロの領域であった機能の多くを低価格なのに取り入れた、非常にコストパフォーマンスに優れたソフトです。使っているマシンが最新機種だったら、ユリも欲しいぐらいです。
 そしてこういったアプリケーションソフトには必ず、OSのバージョンに対する条件があります。ウィンドウズ用のソフトでも、よく「XP対応」とか「2000以降が必要」などの注意書きをショップで見かけると思います。古いシステムではソフトが動かない場合もあるので、そのための注意書きです。
 もちろんこの「Final Cut Pro 3」にも、動作を保証するための条件が記載されていました。

 Mac OS 9.2.2以降。
 その時点での最新OSはMac OS 9.2.1でした。

 つまり発売日当日、このソフトの動作条件を満たすマシンは存在していなかったわけです。これでは、「X-box」本体の発売前に「X-box」のソフトを売るようなものです。できることといえば、ぼーっと銀色の盤面を見つめることぐらいです。

 ただし、そんな間抜けな状態も一日だけでした。翌日になって、「Mac OS 9.2.2アップデーター」が発表されました。これで安心です。めでたしめでたしです。
 というわけで、今日のニュースでした。

 え? 愛子? 16歳ですか?


2001/12/06 (木)

読書活動推進法 参議院で可決、成立 読書環境の整備に弾み(毎日)

 さて、愛ゆえにユリです。
 今日のニュースは今日中に、と思っていたのにもかかわらず、つい「魔法使いTai!」と「ナジカ電撃作戦」を見てしまいました。どちらもかなりアニメオタク向けの作品ですけど、見始めるとクセになります。特に「ナジカ」はフィナーレが近づいてきたこともあって、なかなか緊張感のある展開になってきました。パンチラだけじゃなかったみたいです。

 などとオタクな方々にも理解があるように見せかけつつ、今日のニュースです。
 「読書活動推進法」なんてものが、参議院で可決しちゃったそうです。なんでも「子どもの読書活動推進を国や自治体の責務としている」そうで、いろいろと推進計画も画策中だとか。

 なんだか根本的に勘違いしちゃっているような気がします。子供が本を読まなくなった、それは事実かもしれません。でもそうなったのは「国の責任」なんかじゃなく、単純に「親が読んでいないから」ですよ?
 どんな偉そうな態度で「本を読みなさい」なんて言ってみたところで、お手本としての親が読書を放棄している現状では「読書なんて必要ないじゃん」と思うのがあたりまえです。逆を言えば、読書家の子供はやっぱり読書家になることが多いです。「読書は大切」「読書はためになる」なんて繰り返し唱えるよりも、まず親が読書を楽しむべきです。そうすることで、子供たちは読書に対する「きっかけ」を得ることができるのです。「面白そう」という、自発的なきっかけを。

 また、子供に大した判断力はありません。だから国や自治体、学校が「こうしろ」って言えばそうする、そんなわけありません。判断力が鈍かろーが鋭かろーが、人間はラクな方、楽しい方に進むのがあたりまえです。本ぐらいしか娯楽のなかった時代は終わり、今ではマンガ、テレビ、ゲームなどの娯楽が溢れかえっています。純粋に子供たちは「読書よりも他の娯楽の方が楽しい」と思っているだけのことに過ぎないのだと思います。

 つまり、子供たちの読書離れを解決するためには、こんな法案なんかよりも他にするべきことがあると思います。おとなが読書を楽しむこと、他の娯楽に負けない面白い本をつくること、そのふたつのことを果たすことができたら、問題はあっさり解決します。
 無理なことだと思うかも知れませんが、それは正しいです。つまり、問題解決は無理だとユリは思います。どうして全体的な出版不況の中で、子供たちだけが本を読まなければなりませんか? そんな考え方自体が変わらない限り、なにも変わりません。

 でももし解決したとして子供たちが本をたくさん読むようになったら、今度はきっと「子供の活字中毒」を問題視して法律を作ろうとするんでしょうけどね。自分たちの理解を超えてしまうと途端に規制したくなる、そんな狭量が子供たちを押しつぶしてしまうような気がします。

 後味悪い結論になりましたので、口直しにエピソードをひとつ。
 ユリの記憶はもらいものですが、今回のニュースを読んで小学校自体に校長先生に言われた言葉が思い出されました。趣味の話をしていると「読書が好きなんだ、偉いね」と校長先生は言いました。違います。本は好きだから読むもの、面白いから読むものであって、決して強制されて、学習のために読むものではないんです。褒められる筋合いはありません。
 教育機関の先生方は、そんなふうに憤りを感じた子供がいたことを、ぜひ知っておいてほしいと思います。もう忘れてしまったかもしれませんが、子供たちのプライドは思いのほか高いものなのです。


2001/12/05 (水)

卓球の愛ちゃん、世界ランク67位にぐんと上昇(朝日ほか)

 さて、眠いユリです。
 今日は久しぶりに名古屋の大須へ行ってきました。ユリが大須に行くと言えば、目的地はMacintosh専門店「アップルパーク」に決まっているのですが、いきなりなくなっていました。その代わりに、本店である「グッドウィル」の大型店舗、「エンターテイメント・デジタルモール」が新しく出来ていました。
 マック関連はこの中に移転したという情報を得て、店に入りました。どうやら、あの2階の片隅でひっそりとしているスペースが「アップルパーク」のなれの果てらしいです。
 ユリはいつのまにかケンカを売られていたみたいです。
 アップルの歴史である名機展示スペースもかなり狭くなっていますし、売場も最新機種が一通り並んでいるだけ。さらに「iPod」は現物展示なしというヘタレぶり。正規販売店の名が泣きます。
 そんなことでは、デオデオ&エイデン&ジョーシン&ミドリ連合に負けてしまいますよ。

 などとローカルな話題で尾張っ子のハートを鷲掴みにしたところで、今日のニュースです。
 年季の入ったペドフィリアなら忘れもしない、あの卓球少女、愛ちゃんががんばっているみたいです。あの時ほどかわいくはなくなってしまいましたが、やっぱりがんばっていることは素直に嬉しいですね。「ミキハウス」の看板を背負いつつ、これからもがんばってほしいと思います。

 スポーツ選手にとって、スポンサーはとっても大事な存在です。世界を相手にしていくためには、とてもたくさん練習しなければなりませんし、賞金だけで生活が成り立つのはほんの一握りの選手だけです。そんな世界の頂点を目指して苦労している選手たちに広告塔として試合に出てもらうことを条件にして、スポンサーはお金を出してくれます。
 卓球女子の日本人には、同じく「ミキハウス」広告塔小西杏もいます。そして男子では「ラララ」の偉関晴光が……。

 ラララ?

 なんだか気の抜ける名前ですが、ちゃんとした企業のようです。公式ページもあります。
 試合では、選手名と同じようにスポンサー名も呼ばれたりするのですが、連呼されると脱力しちゃいそうです。そんなつもりは全くないんだと思いますが、ちょっと選手が気の毒に思えます。もう少しよい名前はなかったんでしょうか。これなら、チェーン店である「寿屋」の名前を掲げる方がよいような気がしますね。

 結局論点がボケてしまって、何が言いたいのかよくわからなくなってしまいました。とりあえず、今日のニュースはがんばって文中リンクを増やしてみましたので、疲れました。それが一番、「伝わってほしいこと」です。


2001/12/04 (火)

カンボジアで児童買春した元会社員、国外犯で初の逮捕(読売ほか)

 さて、文中リンクがキライと言うより苦手なユリです。
 今日のニュースは、とりあえずこのサイトの性質上、避けて通れないニュースです。

 海外で14歳の少女を買った男が、改めて国内で逮捕されました。現地の警察が許しても、日本の警察は許さないという断固たる意志が感じられます。そのわりには初の逮捕が遅すぎるような気もしますけど。
 ユリは直接的には無害なペドファイルの味方ですので、こういう悪質な男の逮捕には全面的に賛成です。抑止力にしかならないとは思いますが、なにも手を打たないよりマシですから。
 むしろ、このケースが「14歳少女の場合」であるため、抑止力というパフォーマンスとしては弱いことが残念です。吊し上げになったこの男は、ペドファイルではないからです。

 ペドファイルの定義は微妙で、厳密な枠組みがあるわけではないんですが、一般的には「第二次性徴前」の子供を対象としていることとされています。つまり、14歳が相手の場合はおおむね「ペドファイル」ではありません。よく使われる言葉で表現するのなら「ロリコン」になります。この二つの言葉、ペドファイルとロリコンはよく混同されますが、実際にはかなり異なったものであると理解してください。
 このケースでは児童買春全体とロリコンの人への見せしめにはなっても、ペドファイルへの決定的な抑止力にはなりにくいんじゃないか、とユリは思いました。詳しい話になってしまいますが、ペドファイルが幼女を買う場合、ホテルではなく民家の場合が多いです。また、ホテル等の施設を使う場合、ブローカーなどの組織の人間が見張りに立っていたりするのです。これはつまり、「現地の警察にも捕まりにくい」ことを示しています。
 14歳少女を買ってホテル側から密告された男を捕まえたことが、直接的に悪いペドファイルへの圧力にはなりえない所以です。

 こういった話題は、書くと長くなりますので短く切り上げておきます。いつか、まとまった文書として書きたいですね。


2001/12/03 (月)

留置場から女性に脅迫手紙、容疑の男逮捕へ(読売ほか)
●やらせ暴走族:元リーダー男性とテレビ大阪が和解(毎日ほか)

 さて、ごく一部の人に「天声人語」みたいと言われてなんだか納得してしまっているユリです。
 今日のニュースは久しぶりにデュアルです。二本立てです。どっちを取り上げようか、ずいぶん悩んでしまって、結局決められなかったということです。

 まずは一本目。覚醒剤取締法違反で留置されていた男が、知り合いの女性に金を請求する脅迫文書を送りつけていたことが発覚しました。悪いことをして捕まった男が、さらに悪いことをしていたわけです。
 とはいえ、留置所から出す手紙なのですから内容がチェックされるのが当たり前で、普通ならこんな手紙が出せるはずはありません。「内容が不当であれば、発信禁止あるいは一部削除」と決められています。
 それならば問題は、こんな手紙をあっさり許した担当警察官にあるということになります。警察が内部調査を進めると、その担当警察官はあっさりと自殺してしまいました。「迷惑をかけた。申し訳ない」の遺書を残して。

 もっとも重要な証人が死んでしまったので、この事件に関しての警察側の責任は、かなりあやふやになってしまいそうです。もちろん、一番悪いのは脅迫状を書いた本人なんですが、留置所内で悪事を重ねることができるというのでは留置所の存在意義はないということになります。
 悪いことをした犯人を捕まえるのは大変なことだと思います。異常な犯罪が激増して、検挙率が下がってしまったのも仕方ないことだとユリは思っています。でも、せっかく捕まえた犯人が留置中に累犯できる環境というのは大問題です。
 「死者にムチ打つ」ことになっても、きっちりと調査してほしいと思います。

 二本目のニュースです。次は、最近「ヤラセ」の話題が増えているテレビ局の不祥事です。
 とある暴走族のリーダーが逮捕され、懲役四年の実刑判決を受けました。するとこのリーダーは「(番組)収録のために暴走行為を依頼され、やむなく参加した」と主張し、テレビ大阪のディレクター二人に対して慰謝料含む2300万円の損害賠償を請求しました。

 結局今回のこの訴訟は和解が成立したようですが、多分似たような「ヤラセ」は日常的に行われていると思います。別に、ワゴン車にすし詰めになってちんたら恋愛ごっこをするようなヤラセはどうでもいいんです。問題はドキュメンタリーフィルムに過剰な演出を求める姿勢でしょう。
 繰り返しますが、「ヤラセ」自体が悪いとは言いません。中途半端にドキュメンタリーにしようと考えて、中途半端に演出を加えるのがおかしいんだと思います。暴走行為のフィルムなんて、撮影用に道路を借りて撮ればいいんです。多かれ少なかれ「ヤラセ」の要素が入るなら、どっちでもいっしょです。大した違いはありません。
 ただ、自覚と目的だけはしっかりと持っていて欲しいです。今自分たちはなにを撮影しようとしているのか、なにを伝えようとしているのか。主観のない報道なんて夢物語ですので、目指すべきではありません。営業マンは商品でなくて自分を売り込むもの、という言葉があるように、報道スタッフも事件を通じて自分たちの「思い」をたくさんの人に伝えていってくださいね。

 というように、またまた偉そうなことを書いてしまいました。別に「青年の主張」を書きたいわけじゃないんですが、つい人目があるとぶりっこしたくなっちゃうんです。ユリもまだまだですね。がんばりまーす。


a-News 1.46

Last Update : 2013/01/01 00:28:32