2002/01/15 (火)
●虐待された子を癒す専門里親、10月に誕生 厚労省(朝日)
さて、iMacのニュースは後でゆっくりたっぷり書こうと思っているうちに風化しちゃったらやだなぁと思うユリです。Macといえばバーチャネトアにあくあちゃんが仲間入りしたみたいですね。ユリは任意たんとは縁遠いので……と書こうと思ったら、実は坂下センセがユリのゴーストも検討していたことが判明。結局オクラ入りしてたみたいですけど、これを機会に再燃しちゃったり……しないと思います。
そんな話とは全く関係ない、今日のニュースです。 厚生労働省が、激増する被虐待児のために専門の里親制度を新設するそうです。対象となるのは親から虐待をうけていた10歳以下の児童で、養育期間は2年間。心のケアとしては短いような気もしますけど、集団生活に馴染むためのリハビリと考えれば妥当かもしれませんね。 その期間に、虐待していた親のケアも行なうようですけど、これはケアというより「教育」でしょうね。柔軟な心の子供たちより、こちらの方が2年では足りないと思います。 とはいえ、被虐待児が孤独のまま、生きることさえ苦痛になってしまうのを黙ってみているよりは、とても建設的な制度です。理想通りにことが運ぶとは限りませんが、この制度によってより多くの子供たちの笑顔が見られるようになってほしいと思います。
しかし、問題は「里親」です。予定では「児童養護施設の職員など経験者」を条件とすることになっていますが、もし里親の選定に失敗すれば、子供にとって悪夢の繰り返しになってしまいます。通常の里親制度の三倍にもなる月額90,200円を支給するということですので、この金額目当ての極悪里親が登場する懸念がありますからね。助成金目当てに身体障害者を雇用してこきつかう極悪会社や、ひとをキチガイあつかいにしてオリに閉じこめて保険料を搾取する極悪精神病院がたくさん存在する世の中です。善意に期待するというのは難しいですから、その点だけは行政の方でうまく舵をとってゆく必要があるでしょう。 だって、善意に期待できる社会だったら、はじめから被虐待児なんて存在しないんですからね。
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