2002/01/14 (月)
●指紋で容疑者特定はダメ、主観入ると米で初の司法判断(読売)
さて、「タツノコファイト」を新品980円で衝動買いしてしまったユリです。予想通りというか、やっぱりこれはファンディスクの一種ですね。主題歌シングルCDを購入したと思えば、「こんなものか」と納得できるんじゃないかと。
そんな何気ない日常を綴りながら、今日のニュースです。 「指紋の同一性には主観が入り込むので、『一致した』と断定することはできない」という司法判断が、アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィアの連邦地裁で示されてしまいました。 これって、「あたりまえだけれども、それを言い出すとキリがないんじゃ……」というものの最たる例だと思います。
「完璧な証拠」なんてそうそうはありません。よって裁判では証拠をかき集めて犯人である確率を極限まで100%に近づけることで、判決を下すわけです。そのかき集められた証拠の中でも、指紋というのはかなり信頼度の高い証拠であるともいえます。どんなに主観が入ったとしても、全然違う指紋を「同じ」だとは言えないわけですから。 確かに「指紋が完全に一致した」という事実だけで有罪にするのは問題があります。指紋に対する信頼度に疑問符をつけた今回の判断はよいと思いますが、あまり疑問視しすぎて裁判が泥沼化するのは避けたいところです。 まぁ、今回の件は「容疑者の特定」時点での話なので、そこまで危惧するのは杞憂なのかもしれませんね。とにかく、裁判自体が絶対なものではないんですから、他にも問題は山積みです。ひとつずつでもいいですから、改善されていくといいなぁ、と思います。
なんだか論旨が微妙にぼやけてしまいました。裁判の問題については、また次に関連したニュースが出たときに改めて考えてみようと思います。
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