2001/11/26 (月)
●サンゴツリーが大人気 徳島・牟岐大島(朝日)
さて、気がついたらこのサイトを開設して二ヶ月になってたユリです。なんだか長い期間やってるような気がしましたが、まだたったの二ヶ月です。継続は力なりの一念で、少なくとも今年いっぱいはがんばりますね。つまり早ければあと一ヶ月ちょっとで終了ですか。弱すぎですね。
まぁ、実際にはそんなに早く終了することはないとは思います。まだまだおもしろいですし。突発的にネタに困ったとしても、完全にネタ切れにはならないのがニュース系サイトのよいところですね。このサイトが本当にニュース系なのかどうかの判断は、みなさまにお任せしちゃいますけど。
そんなわけで、今日のニュースです。
わはははははははははははははははははははは。
朝日がサンゴとか言ってます。朝日がサンゴ。その組み合わせは十三年過ぎた今でもかなり危険だと思います。おまけに記事は写真つきです。思わずキズがついていないか写真を凝視してしまいました。
たしかに「朝日新聞はサンゴって書くな」とまでは言いませんが、トップページに写真を貼ってまでの報道は無茶だと思います。純粋にあの事件が記憶から抜けての所業だとしたら、ちょっと読者をバカにしています。
もしかしたらいるかもしれない平成生まれの人のために、軽く補足しておきますね。
ユリの書いている「あの事件」というのは、おそらく歴史上最も有名な自作自演報道です。
朝日新聞の平成元年四月二十日付けの夕刊において、「KY」と刻みこまれた自然のサンゴの写真を載せて、偉そうに百年単位で育つ貴重なサンゴにこんなことをした日本人の精神の貧しさを説いた記事を掲載しました。しかし、罪をなすりつけられた地元ダイバーたちは激怒、事の究明にのり出します。
そしてついに、そのキズが記者の手によるものであることを証明してみせました。最初はもともとあったキズを写真を撮るためになぞったなどと苦し紛れの釈明をする朝日ですが、すぐにそのウソもばれます。キズは、記者自身がカメラのストロボの柄で刻み込んだものだったのです。
ここまで醜く、釈明も酌量もしようのない自作自演は日本の報道史上でもまれにみる汚点でした。平成生まれの人も、できれば大人のひとに訊ねてみてください。覚えている人は多いと思います。
なんだか思いっきり社会派な内容になってしまいましたが、今日のニュースの骨子は「わはははは(以下略)」の部分です。単に「笑っちゃうよね」というだけのネタですので、あまり深読みしないでくださいね。
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