ゆり☆にゅーす

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2001/11/10 (土)

映画「指輪物語」の衣装と小道具、トロントで展示中(Yahoo)

 さて、ひねくれもののユリです。
 かなりねじくれ曲がっていますので、基本的に流行りモノには興味が湧きません。どのぐらいひねくれているかと言いますと、ペドファイルのアイドルを標榜しているのにもかかわらず「千と千尋の神隠し」を見ていないとか、オカルトマニアそれも西洋魔術オタクのくせに「ハリーポッター」に興味がないとか、「エンゼル・ハート」のDVD化は嬉しいけどもうちょっと安くしてくれないと買えないとか、そんな感じです。
 そんなユリですので、当然見る映画、ビデオ作品も偏ってくるわけです。スピルバーグよりもカーペンターの方が好きだったりします。

 ということで、今日のニュースです。話が繋がっているように見えて、特に繋がっているわけではないです。
 このニュースを軽く読み飛ばしてから、30秒後にびっくりしました。「トロントで展示中」以前に、ちっとも映画化の話なんて知りませんでした。一体なんのために毎週「SHOWBIZ COUNTDOWN」(愛知ローカル)をチェックしているんでしょうか。

 ここで、「指輪物語」について、少し書いておかないと知らない人が置いてけぼりになってしまいますので、軽く触れます。
 古典的ファンタジーです。

 とにかく全然知らなかったので、関連ニュースを探してみました。どうやら上映時期がまだ先だということで、あまり大きなプロパガンダをしていないようです。
 それでもオフィシャルサイトを発見。ニュースの最終更新が5月という事実にイヤな予感がしつつも、とにかく上映時期をチェックします。

・「旅の仲間 (The Fellowship of the Ring)」 ─2002年春休み

 おおっ。まだ半年もありやがるです。
 しかしタイトルが「旅の仲間」ってことは……。

・「二つの塔 (The Two Towers)」 ─ 2003年 大型ロードショー
・「王の帰還 (The Return of the King)」 ─ 2004年 大型ロードショー


 ……長編三部作、おまけに先が長いです。
 そりゃまぁ、原作のスケールをそのまま映画にするのなら、そのぐらいがちょうど良いのかもしれませんが。「スター・ウォーズ」よりマシという考え方もできますし。
 ともかくユリの中では最重要チェックの映画として、心に刻んでおくことにしましょう。その頃にもまだ「ゆりにゅー」があったら、レビューしちゃいますからね。

 と、キレイにまとめかけてから、はたと気づきました。
 このオフィシャルサイト(日本語版)のどこにも、「指輪物語」って書いてません。

 「ロード・オブ・ザ・リング」。

 英語タイトルをそのままにしたわりにはなんで「リングス」と複数形になってないのかと思ったら、そうゆうことだったんですね。これが邦題ですか。

 …………。
 ……ほかのニュースでも個人ページでも検索エンジンでも「指輪物語」という表記をしているというのに、なんで映画がそーなりますか? 少なくとも日本で「指輪物語」を読んだ人は98%「指輪物語」ですよ、「ゆびわものがたり」。ヘンにカッコつけてカタカナにしないでください。
 そこでユリはイヤな予感(二度目)がしました。内容紹介を見てみると……。

・「ロード・オブ・ザ・リング」三部作の壮大な旅が始まる場所、ミドル・アースへようこそ!

 ようこそじゃねぇよこのやろう、どこだよその「みどるあーす」つーのはよう、などと語気が荒くなりそうなのをこらえて推測してみますと、これはつまり「中つ国」のことらしいですね。
 瀬田貞二氏の日本語訳の格調の高さは、少しも映画の字幕には反映されないようです。「馳夫」は、いったいどんな名前になってしまうのでしょう。不安が募ります。

 と、ここまで書いてみて、ユリはある映画を思い出しました。
 「ねばーえんでぃんぐすとーりー」。
 時代は繰り返すということですね。

 今日のニュースは、「指輪物語」を知らない人にはかなりちんぷんかんぷんだったと思いますが、きっと一般人の読む鍵っこ・葉っぱネタもそうなんだろうなぁ、と思いながら書いてみました。うぐぅ。


2001/11/09 (金)

Trans' 〜僕とあたしの境界線〜

 さて、広告塔のユリです。
 適当なニュースが見あたらなかったため、今日のニュースはあまりニュースっぽくありません。おまけにゲームネタという、きわめて「ゆりにゅー」らしからぬ展開です。
 ユリがゲームネタを避けるのは、他のニュース系サイト、もっと端的に言えばバーチャルネットアイドル系サイトに取り上げられるので、わざわざやる必要性が感じられないからです。マニアでないユリより、よほど上手に料理してくれますし。
 でも、このサイトはまだ誰も紹介してあげていないようなので、取り上げてしまいましょう。

 トランスベスティズムという言葉があります。自分の性別と異なった性別用の服を着ることです。つまり男性から見た「女装」、女性から見た「男装」のことですね。関連語であるトランスジェンダーなら、聞いたことがある人も多いかもしれません。こちらは、肉体と心の性別が異なっていると感じるもので、最近この問題を抱えた人の性転換手術が話題になったりしました。「性同一性障害」とも言われます。
 そんな人たちをテーマにしたパソコンゲームの登場です。
 やおいゲームが増えたんだから、こういうのもアリということでしょう。

 リンク先は公式サイトなんですが、あまりゲーム自体の情報はありません。簡単にまとめるとプレイヤーは主人公(男(になって、どんどんキレイになっていきましょうというゲームみたいです。ゲームボーイとかにも、そういった感じのゲームがありましたね、女の子向けでしたけど。

 キャラクターデザインはなんと、橋本正枝(敬称略)。「マハラジャ」や「風の大陸」は知ってましたが、JUNEでも描いていたんですね。
 全体的にかわいい絵で、まったく禁忌感が感じられないというのが素晴らしいです。これなら家族に見つかってもシスプリやっているところを見られるよりマシだと思います。

 シナリオは前橋梨乃(敬称略)。知名度はあまり高くないかもしれませんが、ユリや坂下センセにとってはかなり重要人物です。この人の書いた『インターネット「印税」生活入門』という本は、本家「Lノベルズ」を立ち上げる際にずいぶん参考にしたらしいです。
 「SUNDAYNIGHT REMOVERS 前橋梨乃のTV小説」で、そういった女装関係の小説を販売しています。一度覗いてみると、ゲームの雰囲気も掴めるかもしれません。

 とにかく、世の中にはいろんな趣味の人がいます。だからこんなゲームが出ても全然おかしくありません。
 坂下センセもほんとはペドファイル用のゲームを作りたいみたいですが、あの世界には「ソフ倫」がいますから無理に決まってますよね。「アエティール」が発売できただけでも、運が良かったと思うべきです。うわ、まだホームページ生きてたんですね。びっくりです。掲示板まで復活してます。意味なさすぎです。

 そんなわけで、広告塔らしく最後は宣伝で締めくくることにします。
 坂下センセ入魂のエロゲー、多分2002年中には製作開始です。出たら買ってください。今言ったところで、なんになりませんけど。


2001/11/08 (木)

精神分裂病に代わる新病名募集に約2500通の意見

 さて、季節感のないユリです。
 まず最初に書いておきますが、「ゆり☆にゅーす」ではなるべく伏せ字を排除しています。インターネットのWebページという性質上、自主規制=自己責任であり、自己の責任上において自由な言論行為が行えると判断しているためです。
 ただし、実際にお読みになった方自身からの苦情、抗議はもちろん受け付けます。その時には抗議が適当であるかどうかを判断したのち、該当記事、該当単語の削除をもって対応することで責任を果たしたこととします。これは文句を言えば削除されるということではなく、こちらとしては読み手側の意見を真摯に取り入れる準備がある、ということです。
 などと堅苦しい口上から始まってしまいましたが、このくらい書いておかないと、今日のニュースはうるさ方も多そうなので。

 では、今日のニュースです。
 以前から言われていた「精神分裂病という名前はイメージが悪いのでかえよう」という運動ですが、地道に討議が進んでいたようです。
 ちょうど今、「看護婦を看護師という呼び方にかえよう」という言葉狩りが流行っています。でもこんな問題よりよっぽど大切な問題です。看護婦と呼ばれて怒る人はほとんどいませんが、精神分裂病と呼ばれて悲しい思いをしている患者さんや家族がたくさんいるからです。

 ちょっと寄り道をして、看護婦問題についてお話ししてみましょう。これはよくある歪んだフェミニズム発端の言葉狩りです。性別で呼び方が違うのは男女差別だということです。どんなに嫌がっても、この世界に男と女がいるのは曲げようもない事実なんですけどね。
 それに、言葉だけ替えたってなんにもなりませんよね。結局、語尾につく性差的文字を「人」などに替えるだけで、女性の場合だけ頭に「女」の文字をつけることも増えます。そのほうがよほど差別っぽいと思いませんか。女教師、女医、女流作家などは、女性のみの表現で男性の場合はなにもつけません。
 元々言葉なんてものは性意識なんかよりも便宜性を重んじる発展をしています。実際に女性が社会に出るようになったのは近年のことですから、職業上の呼び名が男性偏重であるのは仕方のないことでしょう。社会に出るようになって、賃金や職場環境の改善に務める女性は素晴らしいと思いますが、だからといって職業の呼び名をかえていったらキリがありません。
 ましてや、今回は看護婦です。とても悪いイメージがあるようには思えません。むしろ細やかな気遣いや患者さんへのいたわりという点では女性の方が優れているという証拠だとユリは思っていました。もちろん、看護士というのも昔からある仕事で呼び方で、それも素晴らしい人たちだと思っています。それでも、女性の方が優位で、実際に数が多いのが現実です。
 スチュワーデスという言葉がフライトアテンダントという呼び名に変わってしまって、悲しい思いをした人も多いと思います。別にウェイトレスとウェイター、アクトレスとアクター、ゴッドとゴッデスがあるんですから、乗務員をひとくくりに呼ぶ必要はないような気がします。それに、女性と男性はどんなにアクロバットな理論を展開したとしても全く同じものではありません。それぞれの長所を重んじていくことこそ、ほんとのフェミニズムなのではないかとユリは思います。

 随分、横道が長くなってすみません。本題に入りますね。
 現在、精神分裂病にかわる名称としては、三つの候補があるそうです。
1)スキゾフレニア[原語のカタカナ表記]
2)クレペリン・ブロイラー症候群[研究者の名から]
3)統合失調症(統合失調反応)[造語]

 ユリ的には1が一番マシだと思いましたが、4割の人が3を選んだそうです。それだけではなく「この病名でも個人を否定している感じがする」そうです。それなら栄養失調も差別表現ということになると思うんですが。一度過敏になると、とことこん気になってしまう人間のサガというものでしょうね。

 もともとユリは、「精神分裂病」という言葉が好きでした。だから本当はかえてほしくはなかったんですが、実際にその言葉の響きに苦痛を覚えている人が多い以上、しかたないと思っています。ゆるやかに普及につとめていく分には、ユリに否やはありません。
 それでも、「精神分裂病」を差別用語として迫害することは、絶対にしないでもらいたいです。昔、キチガイと言う言葉がありました。つんぼ、おし、びっこという言葉がありました。その言葉を聞いて嫌な気分になる人がいるのは事実ですが、実際にそう呼んでいた時代ごと葬り去ってしまおうとする姿勢はもうたくさんなのです。

 言葉は世相の鏡です。鏡を歪めたところで変わるのは目に見える部分だけで、本質は変わらないことを知っておくべきだと、ユリは思っています。


2001/11/07 (水)

児童ポルノ:13歳少女のビデオをネット販売 42歳の男逮捕 (毎日)

 さて、やる気のないユリです。

 ニュース、適当にそれらしいのを拾ってきました。読んでおいてください。ありがちな話ですが、13歳というところに想像力を駆使すれば、今晩のおかずぐらいにはなるかと思います。
 13歳にもなればものの分別がついてもいい頃です。つまり買う方売る方どっちもどっちだと思いますので、特にコメントはありません。ただ、勝手にビデオを販売するのは肖像権の侵害なんじゃないかなぁ、と思いました。


2001/11/06 (火)

ポルノ自販機を全面禁止へ(ZAKZAK)

 さて、女性週刊誌というのは極端だなぁとしみじみ思うユリです。「ロリータ・コミックの部屋」の見出しにつられて読んでみたんですが、部屋の写真はおろか、はっきりとどんな本があったのかどうかが書かれていません。むしろ少女マンガが好きだったようです。じゃあむしろ少女マンガを規制するべきでは。
 ロリータでえっちなマンガは未成年購入禁止にして、中学生向けの少女マンガは成年購入禁止にするのが、もっとも現状に即した対応なのかもしれませんね。

 というような前フリから、うまくつないで今日のニュースです。愛知県ローカルな話のようなので、勘違いしないでくださいね。
 ユリも実は愛知県在住者なのですが、ポルノ自販機に年齢識別装置がついていること自体、初耳でした。ユリが使ったときは……あ、ユリは未成年ではないのでだいじょうぶなんですよ、多分。
 とにかく、抜き打ち検査の結果、この年齢識別装置が動作していなかったのは昼間で半数、夜間で95%とのことですので、形骸化もはなはだしい条例だったわけですね。

 でも、それも当たり前のことでしょう。エロ雑誌はコンビニに溢れていて、経営の傾きかけた個人経営古本屋がビニ本屋に転向している時代なんですから、成人は素直にお店で買います。わざわざ騙されるかもしれない自販機を使うのは学生さんがほとんどでしょう。
 つまり年齢識別装置なんてつけた時点で、ポルノ自販機の存在意義は消滅してしまいます。残ったユーザーは、わざわざリスキーにハズレを探し求める酔狂な人しかいません。
 ちなみにユリが購入したのは、カラーコピーのジャケットのあからさまな海賊版アダルトビデオでした。見本品もカラーコピーだったので、「これはたしかに見本通りだ」と妙に納得してしまいました。

 ただ、このニュースで引っかかるのは最後の一文です。『また「有害ページが過半数を占める」とされている有害図書の指定条件も、「全ページのうち有害ページが20ページ以上か10分の1以上」と強化する。』とありますが、これではオヤジ系週刊誌はほぼ当てはまってしまうのでは。それ以前にスポーツ新聞もアウトですね。
 それから過激化している小学館の少女マンガも……ということで、少女マンガ有害説なんて結論でいいですか? ユリは新條まゆがキライです。


a-News 1.46

Last Update : 2013/01/01 00:28:32