2001/11/14 (水)
●児童相談所が把握しながらの虐待死、昨年度は11人
さて、ネットアイドルランキングで落ち目のユリです。当初の目的はさっさと達成したので、もうどうでもいいんですけど。むしろユリは、バーチャル幼女さんのランキングを気にしています。バーチャルがトップ3になったら、あのランキングも終わりかもしれませんね。つまりユリは荒らしですか?
そんなどうでもいい話題はさておき、今日のニュースです。
親による児童虐待の事件は、年々多く、また凶悪化しています。死に至るケースも、決して少なくありません。警察が把握している人数だけでも去年で44人といいますから、露見しなかったものを含めればかなりの数になります。
そんな深刻化する児童虐待ですが、警察はなにもできません。基本的に家族内のことには立ち入ることができないからです。よって、別の機関によって防止する対策を立てるしかないわけです。
その大役を果たすことのできる機関として、児童相談所があります。自宅にいることによって生命の危険性があると判断されれば、強制的に施設へ児童を預けることもできるのです。児童虐待のひどいケースは隣近所に知られることも多いので、うまくいけばかなりの被虐待児童を救うことができるはずです。
ところが、親子、家族の問題も複雑に絡む児童虐待です。なかなか思うようにいきません。それだけではなく、専門知識のない職員が多いのも問題です。研修はほとんど行われず、やっと仕事に慣れたと思っても2、3年で異動させられることも多いそうです。
持ち込まれる相談の数自体が増えているので、児童相談所や国の対応を責めるのは酷かもしれません。それでも11人というのはちょっと多すぎます。
DV(ドメスティック・バイオレンス)法なんか作っているヒマがあったら、さっさと子供たちを救うために強制執行できる法律を作るべきです。大人は配偶者を選べますが、子供たちに親は選べないんです。
凶暴性を持つペドファイルよりも、親と呼べない親のほうが圧倒的に増えています。ユリは人間がクジラを食べようと犬を食べようと知ったことではないですが、せめてカニバリズムにも劣る理由なき殺し合いだけは、減っていって欲しいと思います。
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