2001/11/21 (水)
●Windows XPはMacにも福を呼ぶ?(ZDNet)
さて、多分バーチャルネットアイドルの中でも極少数派のマックユーザー、ユリです。
MacもWinも、見た目はあまり変わりのないようになってしまいましたが、中身はかなり違います。インターネットの普及によって、両者間のデータ共有もだいぶ簡単にはなってきましたが、まだまだ溝が深いです。Winユーザーのみなさま、ムービーはなるべく「mpg」に変換しておいてくれないでしょうか。AVIファイルの方が、そんなに作るのは簡単なんでしょうか?
そんな1マックユーザーの嘆きから、今日のニュースへつなぎます。ニュースというよりコラムですね。3ページありますので、気合いを入れて読んできてくださいね。
……このコラム、信者のユリからしてもずいぶんお気楽な内容です。というより、泣けてきます。特に「シェアはもう下がりようがないし,数%増えただけでもかなりのユーザーが得られたことになる」の言葉には号泣です。そんなみみっちいこころざしで、どうするつもりでしょうか。
それに、シェアに関して言えば、過去に互換機は存在したにしても基本的にアップルはハードとOSの両方を供給している数少ないメーカーです。OSのみのシェアを語るのはあまり賢い話ではないと思います。ハードウェアのみのシェアを語るのも、同様です。
ユリはMacが好きだから使っています。使いやすいから使っています。Winはキライだから使っていません。ユリには使いにくいからです。
ユリがMac信者なのは、ただそれだけのことです。ネタとして他人にMacを勧めることはあっても、無理に使わせる気にはなりません。その人にとっては、Winの方が使いやすいだろうと思うからです。UNIXにしても、なんにしてもそうです。苦労して勧めたところで、騙せるのは初心者だけですから。
つまり、Windows XPが発売されることによってMacOSのシェアが小数点以下で増えるとか、そんな話はどーでもいいんです。それよりも多分LINUXユーザーの方が増えると思いますし。大切なのは、互換性や簡便性を含めたユーザビリティの反映として、シェアの数字が存在するということでしょう。つまり、企業戦略も含めた上でのアップルの評価は5%にも満たないという事実を認識するべきです。そうした上で、それでも林檎が好きな自分を再認識するべきなのです。
人間は誰しも、自分の中の悪いところや弱いところを認めたがりません。自分は危険な人物ではないと主張するペドファイルも、こちらの方が優れているからWinを使うヤツはバカだと思うMac信者も同じです。偏狭な認識に縋りついて自己正当化したところで、圧倒的に多い敵に叩きつぶされるだけです。
話が逸れちゃいました。
とにかく、Macは負けているということを自覚しつつ、夢は大きくシェア100%を目指しましょうよ信者のみなさん、ということです。みみっちい話はキライです。
……なんていう文章をこんなところに書き込んでいるユリがとってもバカみたいに思えてきました。
大多数派のWinユーザーのみなさんは、自分の中のマイナー好みな点を本文中のMacとWinの単語と差し替えて読んでみてくださいね。親指シフトとかLDとかセガとかマルボロ100sとか。
|