2001/11/06 (火)
●ポルノ自販機を全面禁止へ(ZAKZAK)
さて、女性週刊誌というのは極端だなぁとしみじみ思うユリです。「ロリータ・コミックの部屋」の見出しにつられて読んでみたんですが、部屋の写真はおろか、はっきりとどんな本があったのかどうかが書かれていません。むしろ少女マンガが好きだったようです。じゃあむしろ少女マンガを規制するべきでは。 ロリータでえっちなマンガは未成年購入禁止にして、中学生向けの少女マンガは成年購入禁止にするのが、もっとも現状に即した対応なのかもしれませんね。
というような前フリから、うまくつないで今日のニュースです。愛知県ローカルな話のようなので、勘違いしないでくださいね。 ユリも実は愛知県在住者なのですが、ポルノ自販機に年齢識別装置がついていること自体、初耳でした。ユリが使ったときは……あ、ユリは未成年ではないのでだいじょうぶなんですよ、多分。 とにかく、抜き打ち検査の結果、この年齢識別装置が動作していなかったのは昼間で半数、夜間で95%とのことですので、形骸化もはなはだしい条例だったわけですね。
でも、それも当たり前のことでしょう。エロ雑誌はコンビニに溢れていて、経営の傾きかけた個人経営古本屋がビニ本屋に転向している時代なんですから、成人は素直にお店で買います。わざわざ騙されるかもしれない自販機を使うのは学生さんがほとんどでしょう。 つまり年齢識別装置なんてつけた時点で、ポルノ自販機の存在意義は消滅してしまいます。残ったユーザーは、わざわざリスキーにハズレを探し求める酔狂な人しかいません。 ちなみにユリが購入したのは、カラーコピーのジャケットのあからさまな海賊版アダルトビデオでした。見本品もカラーコピーだったので、「これはたしかに見本通りだ」と妙に納得してしまいました。
ただ、このニュースで引っかかるのは最後の一文です。『また「有害ページが過半数を占める」とされている有害図書の指定条件も、「全ページのうち有害ページが20ページ以上か10分の1以上」と強化する。』とありますが、これではオヤジ系週刊誌はほぼ当てはまってしまうのでは。それ以前にスポーツ新聞もアウトですね。 それから過激化している小学館の少女マンガも……ということで、少女マンガ有害説なんて結論でいいですか? ユリは新條まゆがキライです。
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