2009/06/28 (日)
★時効廃止・延長、日弁連が反対 被害補償充実も提言
さて、テレビで放映していたハリウッド版「トランスフォーマー」を「ながら見」していて、どうしてハリウッドだとマッチョにコンプレックス持った少年が派手な女性に惹かれるパターンに無理やりはめ込まれてしまうのか頭を抱えてしまうユリです。おかげでロボットのシーンもろくに見られませんでした。ありがちすぎる恋愛的かけあいで、どんなに予算のかかった映画も途端に安っぽく見えてしまうユリは、最初からハリウッドが向いていないだけかもしれませんけどね。
とまぁそんなどうでもいい話題から、全然関係ない今日のニュースです。
弁護士団体が時効制度の撤廃・修正案について反対しているというニュースなのですけど、個人的には首を傾げたくなるような内容です。一つずつ触れてみたいと思います。
05年に時効が延長された効果が検証されていない
四年程度で検証に値する効果があったらそれはそれでびっくりです。延長してからさらに改変するのが早すぎる、という点での指摘なのならまだわかるんですけど。
被害者遺族に必要なのは時効廃止ではなく、捜査能力の向上
捜査能力の向上は法律でどうこうできる問題ではないので、ここで引き合いにだすのもどうかと。そりゃ早く捕まえられるのなら捕まえてほしいですけど、それができなかった場合の話が今回の件なわけで、実際時効直前な事件の被害者ならば時効廃止も望んでいるのではないかとも思うのですけど。
証拠が散逸し、アリバイの証明が難しくなるなど被告が受ける不利益を考えれば、現状維持が妥当
DNA鑑定の精度向上などの要素もありますし、これは裁判の現場である程度フォローできる事案だとも思います。もちろん弁護士側からすれば、最悪の展開を予想するでしょうから危惧する気持ちもわからなくはないです。
なにはともあれ、被害者のみならず一般的な人たちの感情としては、時効を過ぎればどんな犯罪者もほっと一息つける今の状況に憤りを覚えるというものがあると思っています。時効直後に殺人を告白した事件も近年ありましたし、ユリは時効廃止は逮捕されていない犯人に永遠の恐怖を与え続けるために必要だと思っています。
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