2009/06/01 (月)
★児童ポルノ、プロバイダーは強制遮断を…警察庁が協議会
さて、あけましておめでとうございました、篠沢ユリです。 長らく更新をお休みしていたため、なにかいくつかお伝えするべきことがあったような気がしていますけど、あらかた忘れてしまいました。思い出したら書くようにすれば更新頻度が上がるかもしれない、と前向きに考えておくことにしますね。 とりあえずひとつだけ。「本家」のイベント参加の件なんですけど、今度のコミケは不参加ということになりました。落選じゃないのがミソですね。あいかわらず申込用紙だけは購入してあったみたいですけど、いつもの申込忘れらしいです。 あと一応、前回の冬コミには普通に、遅刻することなく参加したそうです。新刊と呼べるものはなにも出ませんでしたけど、宣言通りに文庫版は出せたようです。Vol.1だけなんですけどね。ユリも実物を見ましたけど、それが手作りである事実は感心を通り越して呆れさせてくれました。なんか二日というか、48時間は余裕でかかったそうで、さらに途中でトナーが切れたために電器屋に走って行ってなぜかプリンタもう一台買って帰って来たりしたそうです。スキャナー付きのほぼ同スペックなモノクロレーザープリンターを二台保有する意味はユリにはわかりませんけど、それで書く量が二倍に増えるといいですね。二倍になってもたかが知れてるでしょうけどね。 そんなわけで、生きてるのか死んでるのかわからない「本家」事情報告の業務も終えて、今日のニュースです。
久しぶりに前振りとつながっていなくもないニュースです。まぁサーバー側での規制を今以上どうこうすることの難しさゆえに、今度は接続するプロバイダ側での対策を、という話し合いが進んでいるよ、とのことです。 まっぱの日のこのサイトで言うのもなんですけど、正直こうした規制は必要だと思います。「児童ポルノ=三次元の未成年画像」とするならば、ですけど。ただニュースの末尾にもあるように、どうしても巻き添えを食ったりすり抜けたりする事例が生じることが予測されます。「日本にあった方式を模索する必要がある」と締めくくってふとユリは気づきました。 児童ポルノ問題も重要だけども、無修正ポルノも猥褻物ではなかったかという点です。日本においては、局部にモザイクなどの修正が入ってないポルノはいわゆる「ウラ」であって、販売などが禁止されています。でも実際には、定額料金を払って海外のサーバーから無修正な動画をダウンロードするサイトが多くあったりするのが現状です。こちらも取り締まらなくていいのかどうかと考えた結果、さらに気づくのです。今回のブロッキングが利用者の年齢を考慮しないで児童ポルノ限定で行なうとしたなら、単純所持は罪とならない無修正の猥褻物と違い児童ポルノは閲覧するだけでも罪という流れになるのではないかということです。ちょっと疑いすぎじゃないかと自分でも思うのですけど、なんだか確実に児童ポルノは単純所持でもNGという展開になっていきそうな気がするのです。 先に書いた通り、ユリも三次元児童ポルノの存在には反対ですし、単純所持の罰則化についても部分的に賛同はしています。ただ、児童ポルノという強い印象のものに囚われるあまり、局部を露出したポルノも非合法であることを忘れて外圧に屈しすぎではないか、という印象が強くなりました。 つい先日、海外から日本のエロゲーについての抗議がありましたけど、本来なら日本国内向けのポルノに文句をつけるのは筋違いで輸入禁止にするのが妥当でしょうし、日本は逆に海外で作られて持ち込まれる無修正ポルノに文句をつけかえしてやるべきだと思います。今でも無修正=猥褻と考えているのなら、です。 無修正が猥褻なのではなく、修正することが天下り的に必要な収益構造と開き直られたなら、なにも言えなくなりますけどね。
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