2005/05/15 (日)
★眉そった、入学式出席拒む 鹿児島の中学校
さて、よく考えたら入学式も卒業式も経験していないユリです。いえ、在校生としては出席したことはもちろんありますけどね。
そんなわけで、今日のニュースです。
見出しだけを見た時には、「眉毛剃り落としちゃったから出席できません」と訴える新入生という、某大物空手家っぽいシチュエーションかと思ったんですけど、実際には逆なんですね。拒んだのは学校側、という。
その是非が問われたりしているようですけど、ユリとしては実際にその顔を見ないかぎりは何とも言えないですね。ものには程度というものがあって、きっとこれも程度の問題だと思うので。気づかない程度の剃り方で拒否されることは絶対にないでしょうし。
最近の子供たちは、犯罪でなければなにをやっても大丈夫という考え方が増えていると聞きます。実際には法律に触れるラインの手前にはモラルなどで引かれた余白ゾーンがあるはずなんですけど、それを教えられずに育ってきているのかもしれません。もちろん明文化されていないものですから、時代による変遷はあります。あやふやなので、教えるのにも苦労することかもしれません。それでも、余白があるからこそ毎日法律について考えながら生活せずに済むはずなので、それなりに大切なことだとユリは思います。
だらしない格好で出社すれば怒られる、そんなあたりまえのことを教えるために、たとえ義務教育でも一度突っぱねる姿勢というのは、必要なのかもしれませんね。
ただ、ひとつだけ、今回の件には明確な問題があります。
服装がダメなら着替えればいいですし、髪の色なら染め直し、髪形ならどんな状態でも最悪丸坊主で体裁が整いますけど、眉毛の剃り方が悪いというのはどうにも取り繕えないという問題です。全部剃ったら、なおいっそうダメになりますし。
というわけで、女性教師が清く正しい眉毛を描いてあげるという次善の策を提案しておくことにします。
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