ゆり☆にゅーす

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2002/03/08 (金)

同居の少女虐待容疑、男女を逮捕 福岡県警(朝日)
監禁:「おば」を名乗り欠席を連絡 学校側に気づかせない工作 (毎日)

 さて、きょんさん10万ヒットおめでとうございますと呟くユリです。移転しても「サキユバス」の表記はそのままのようですけど、こちらも移転後リンクを貼り直していないということで。でも実は、名前を間違えていないだけきょんさんは偉いと思いますよ。

 サイト名:ゆり☆にゅーす ←全部ひらがな
 管理人:篠沢ユリ ←本名はカタカナ

 ひらがなカタカナ混在していて、ややこしいのは事実です。でも、まさかテックウィンさんにも間違えられるとは思いませんでした。あ、別に怒っているわけじゃないですよ。ユリはむしろCD-ROM内で「劇画」と表記されていたエロゲメーカーの「戯画」さんに笑わせてもらいましたので。笑うところじゃないのかもしれませんけど。

 それでは雑誌ネタは今日で終わりと言うことで、ニュースに行きますね。
 学校には行っていたために監禁というよりも軟禁ですけど、同居していた男女に暴行を受け続けていた少女が保護されました。そしてこの男女は虐待容疑で逮捕、とのことです。
 この事件の焦点は二つあると思います。ひとつは少女に対する長期の監禁虐待事件であることで、もうひとつは血縁関係にあるわけではない同居人による事件であることです。そしてその二つの焦点がそれぞれ、別々の事件を思い起こさせます。幼い少女を拉致し、自宅で8年もの間監禁し続けた事件と、「働かないから」と同居人を責め続けて殺害した事件です。どちらも現代病理とも呼べるケースでしたが、今回の事件はその複合した形になっています。
 それがどういうことかと言いますと、複合しているだけに内実が露見する確率が高かったはずということです。少女虐待事件として露見しても、他人による長期軟禁事件として露見してもよかったわけですから。この事件の最も痛ましい点は自分で生爪を剥がさせたという直接的な行為ではなく、こういった行為が6年もの間、どうして野放しになっていたのかという点でしょう。

 まず最初に、父親の行動が非道いです。なぜ自分の娘を、知り合いだったとはいえ他人の元に残してゆけたのか。たとえやんどころない事情があったにせよ、祖父がいたのなら他に行動は取れたはずです。
 それから、その祖父も無関心だと思います。父親がいなくなったのなら、孫のことを考えてあげるべきでしょう。どうしているのだろうと心配になれば、引き取ることはできなくても虐待行為には気づけたはずだと思います。
 さらに、学校側の対応もよくなかったと思います。休む場合には同居人女性が「おば」を名乗って連絡をしてきたから不審には思わなかった、と言っていますけど、その程度の認識しかないのならいじめや不登校が減るはずもありません。家庭訪問もしたはずですし、授業参観や三者面談などの父兄参加の機会は設けられているはずですから、断定はできなくても推測はできたはずだと思います。
 最後に、少女自身についてのことですけど、軟禁虐待が長期化して感覚が麻痺していたかもしれません。でも、物心つく前からのことではなかったようですし、一人ぐらい打ち明けられる友達がいてもよかったように思います。これについては、責められる問題ではありませんけど。

 父親、祖父、先生、どれも悪意があったわけではないとは思います。でも、悪意がなければ「悪いこと」でないわけではありません。これだけのチャンスがありながら、みすみす「悪意ある」同居人の手に委ね続けさせてしまった責任は、自覚しておいてほしいと思います。
 無関心も積み重ねられれば人を殺すことができます。そうならないための「家族制度」だとユリは思っていましたけど、そうとも言い切れないような時代になってしまったのかもしれません。


結局改行ありの形式で

Q.101 胸スレ?
 胸がスレンダー……どうせ、どうせ。
Q.102 キム・ヨパク?
 レンズマンは中国人なんですか?
Q.103 なめてるのかな?
 猫にツッパリやらせて何が楽しいんでしょう。かわいいけど。
Q.104 何が原因か?
 太陽が黄色いからです。
Q.105 中野龍三ってSYGにはいってたっけ?
 はいってたと思いますよ。全然しりませんけど。
Q.106 これから出会う複数?
 複数と複素数って、似ているけど全然違いますね。
Q.107 たとえば何よ?
 たとえば娼婦のように。
Q.108 今でもそうなのかな?
 双子のマラソンランナーなら、宗です。
Q.109 何かないですかね?
 任意たんですか?
Q.110 カフカの影響?
 ないとは言い切れませんね。


2002/03/07 (木)

人権擁護法案に日本新聞協会などが「懸念」声明(読売)

 さて、テックウィンらしき雑誌を持っているメガネっ娘、ユリです。
 えっと、明日発売のテックウィン4月号に、ユリの壁紙などが収録されるそうなので、さりげなく宣伝してみました。まだ現物は見ていないんですけど、とりあえずテックウィンのサイトを見てみると、掲載されるということは間違いないようです。よかったぁ、イタズラメールにマジレスしてたわけじゃなくて。テックウィンを持っている撮り下ろしの壁紙がCD-ROMに収録されていると思いますので、見てみたい方は立ち読みではなく買ってくださいね
 しかしおこめちゃんウロンちゃんが連載記事を持ち、メモリちゃんも登場するテックウィンは、バーチャルネットアイドルに優しい雑誌ですよね。あまつさえこんなアダルトサイトの広告塔のユリまで、取り上げてくれるんですから。本当にありがとうございます。

 とまぁ大人っぽいなれ合いはこのぐらいにしておいて、今日のニュースです。
 人権擁護法案にマスコミが文句を言っています。「国民の知る権利」や「報道の自由」というありきたりで使い古された単語には頷けませんけど、「政府の不当の干渉」という言葉には頷けなくもないです。
 法案そのものを読んでいないのであまり偉そうなことは言えませんけど、現在のマスコミの取材が既に人権を侵害していると思うので、ユリとしてはやや政府側が有利だと思います。ひっかかるのは過剰な取材だと判断するのが政府機関によって新設される人権委員会という点ですので、こうした判断をいかに公正にするのかがネックになってはいますけどね。

 テレビのワイドショーでは、犯罪の被害者や加害者の家族に群がる取材陣という光景が毎日のように映し出されています。それが「国民の知る権利」に従った結果なのだとしたら、そんな権利は国民から剥奪した方がいいです。前にも書きましたけど、最近の人間は権利、権利と騒ぎすぎです。自分の権利を通せば他人の権利が通らなくなる、そんな簡単なことにすら目を向けない姿勢は危険だと思います。「国民の知られたくない権利」はいったいどうなるのでしょうか。
 公人であるべき政治家が、取材に追われるのは仕方ないのかもしれません。それは、不正をなくす一助にもなるとは思います。しかし家族を不意になくしたり、はからずしも犯罪者を生み出してしまった家族に取材することの免罪符として「国民」を持ち出されるのは、はっきり言って迷惑です。総意でもないのに、かってに「国民の権利」を代行しているような気分にならないでください。

 ユリは、実名報道自体、基本的には本人に承諾を得るべきだと思っています。別に全ての事件を「仮名報道」にしたとしても、「国民の」覗き見趣味のかなりの部分は満足させられると思うからです。未成年の殺人犯の実名報道で部数が伸びるような社会なら、それなりの倫理機関を外部に設けるのは必要なことでしょう。マスコミも法案に文句を言うよりも、より公正な人権委員会を設立できるように尽力してほしいとユリは思いますし、強く希望しています。


改行取るの、面倒ですけどね。

Q.91 既に100台でしょ? まだ4台です。 Q.92 違うってこと? 結局はとらえ方の違いなんですよ。 Q.93 これも認証がらみ? 「.htaccess」ってなんて読めばいいんですか? Q.94 負担を少しでも軽くしようという気はないのかい? それが堕落の兆候ですよ。 Q.95 それって何の番組のこと? コーセー化粧品歌謡ベストテン。 Q.96 その後は? FMは斜陽ですか? 今は有線あるし。 Q.97 GTOに合わせたのかな? ぐとぅー。頭悪いマンガはキライです。 Q.98 何万円くらいの音ですか? ハードオフで500円。 Q.99 DVD再生ソフトを色々ためしたら? それ以前にドライブがありませんけど。 Q.100 やっと100ですか? あと9900ですよ。 フリーセルのつもりでやってればすぐですね。


2002/03/06 (水)

盗難車、保管中の警察署でまた盗難 東京・杉並(朝日)

 さて、「歌の大辞10」を見ていたら、なぜか昭和54年のヒット曲が全て口ずさめることに気づいてしまったユリです。特に八神純子は好きでしたよ。そして最近のヒット曲はほとんど知りませんでした。ニュースサイトの管理人でありながらも、激しく時代に置いていかれているようです。

 そんな見た目は子供、頭脳はおばさんのユリがお送りする、今日のニュースです。
 小ネタです。ぷっ、と笑っておけばそれでいいような、そんな話です。ただ、こういった事例の場合は、誰かが盗難届を出すんでしょうか、それがちょっと気になりました。激しくどうでもいい問題ですけど。
 あと、盗んだのが誰なのか、そのクルマを最初に盗んだ犯人なのか、そのあたりも気になります。
 ユリの推測では、犯人はまた別の人物のような気がします。多分、警察がどこに盗難車を保管するのかを知っていた人間が、普段から狙っていたんじゃないかと。いえ、なんの根拠もないんですけどね。

 以上、今日のニュースでした。なんか、投げっぱなしー。


改行なしの表示のテストです

Q.81 教えてあげようか? お願いします。 Q.82 マラカッサーズ? ぶっちぎりバトルハッカーズです。今考えると、かなり不穏な名前だと思います。 Q.83 問題ないでしょうか? あなたは碇ゲンドウですか? それなら問題ないです。 Q.84 やっぱりCOSMOSあたり? 100円玉を握りしめて、ワクワクしましたよね。 Q.85 もしかしたら君はわしの知っている人物か? ユリを知らないなんてモグリだわよう。 Q.86 どれみは? いろは。 Q.87 D-VHSの新機種は当分ナシ? 規格としてはもったいないんですけどね。期待薄ということで。 Q.88 同じくらい無難? こっちのほうが無難です。 Q.89 限度は100Wかな? 余裕がないと、すぐダメになりますよ。 Q.90 缶コーヒーあたりが? ユリのフェイバリットはダイドーブレンドコーヒーです。


2002/03/05 (火)

オンラインで安心な買い物のため統一マーク創設へ(読売)

 さて、先日のニュースを引きずって、まだまだ鬱なユリです。ううう、そりゃ人間はいつかは死にますけどぉ。『太陽の世界』が放置されて未完のまま終わってしまったことを考えると、寿行先生には早急に『鯱シリーズ』の完結を果たしてほしいです。と、こうした話題はこのサイトの読者層を甚だしく無視した行為だということに気づき、更に鬱。

 鬱鬱うるさいですけど、そのまま今日のニュースです。
 オンラインショッピングがそれなりに普及してきました。オンライン上では国と国の境は存在しませんので、国境を越えての買い物もカンタンにできます。これはこれで、素晴らしいことです。
 ただ、どこの国にも悪徳業者はいます。自分の国のサイトなら、比較的「怪しい」と見破ることは可能でも、他国の言葉を適当に翻訳しつつ買い物をする場合にはなかなか看破できないものです。また、ショッピングサイトの信頼度を示す指標は各国それぞれのものがあるため、他の国の人が見てもなんの参考にもならなかったりしました。
 そこで、統一された指標をつくろう計画です。これで安心ですね。もう誰も、オンラインショッピング詐欺になんて逢いませんよ。

 そんなことはないですけどね。

 でも、何もないよりはマシでしょう。
 サイトそのものの信頼性については、ベリサインが普及してきています。せめてこのぐらい普及してくれれば、それなりの効果はあげられると思いますので、微妙に期待していますよ。


人工無能めいているわりにはスペース取りすぎ

Q.71 多いかなぁ?
 個人差があります。こまめに取り替えてください。
Q.72 まだ無理か?
 タイミングが重要です。
Q.73 メーカーは何処でしょうか?
 有限会社プロジェクトディー。
Q.74 今日みたい?
 明後日みたい。
Q.75 本物のオカシタ居ないのかな?
 さぁ。
Q.76 駄目なのはMDR−EX70SLだとおもうのですが、どうでしょう?
 どうでしょう。というか、何ですかそれ。
Q.77 どういう機器がおすすめでしょうか?
 アップル製。
Q.78 ハイパ−ド−ルが出てないようだが?
 ねっねっねっ。あれはスーパードールでしたっけ。
Q.79 誰か持ってる方いますか?
 掲示板で訊いてください。
Q.80 結論は必要ありますか?
 建て前でもハリボテでも、とりあえずあった方がまとまっているように見えます。


2002/03/04 (月)

作家の半村良氏が死去(朝日)
訃報:半村良さん68歳=直木賞作家(毎日)






 うわわわわわわわわわわわ。

 それがこのニュースを読んだときの第一声でした。
 また、亡くなってはならない人が亡くなってしまいました。半村良。ユリにとって、そして坂下先生にとっても、あまりに大きな小説家でした。

 ユリが最初に読んだのは、『妖星伝』でした。時代小説とSF小説を見事に融合させた導入部分から、「なぜ生きるのか」というあまりにストレートな問いに体当たりして、見事に昇華させていました。哲学的な命題と小説としての面白さ、そのどちらをも追求した『妖星伝』と半村良の名は、ユリの心に深く刻まれました。
 それからは、古本屋さん通いの日々です。安く買えるから、という理由もありましたけど、一番の理由は「普通の本屋にはあまり置かれなくなっていた」ためでした。文庫本の発行点数はうなぎのぼりで、古い本はどんどんと押し出されて書店から姿を消していく、そんな時代でした。半村良の古い本を読むには、古本屋しかなかったのです。
 次に衝撃を受けたのが、「石の血脈」でした。古今東西の不死伝説と石信仰を巧くからめつつ、イコノクラスムのキーワードによって訪れる終幕は、まさしく国産SFの金字塔だと感動しました。惜しくも直木賞を取ることができずに、より多くの人に読んでもらえる機会を失ってしまった、不憫な傑作だったと思います。
 そして第一回の泉鏡花賞を受賞した「産霊山秘録(むすびのやまひろく)」や、現代社会から急に異世界へと迷い込む連作シリーズ『伝説シリーズ』、そして巧みなウソを武器にする一族が活躍する『嘘部三部作』など、絶妙な語り口で綴られるSF・伝奇の世界は、ユリを魅了しました。SFと言えば海外物だけというコアなSFマニアと、ファンタジー小説の隆盛でライトノベルとSFを混同し始めていた読者とに二分されつつあったこのジャンルで、本当に上質な「大人のSF」を書く希有の作家でした。
 「雨やどり」で直木賞を受賞してからは、下町の人情を描いた作品なども増え、SF作家としての半村良という名前はあまり登場しなくなりました。しかし、1988年には「岬一郎の抵抗」を発表、そして日本SF大賞を受賞し、再びSF作家としての名前を轟かせました。この「岬一郎の抵抗」は、超能力といういわば「使い古されたモチーフ」を現代的な鋭い視点で描き、飯田譲治監督のドラマ「NIGHT HEAD」の中でもオマージュされていたのは、以前「ゆり☆にゅーす」でも軽く触れた通りです。
 そして、ユリは6巻で完結したかと思っていた『妖星伝』の7巻、本当の完結巻が発表されました。哲学的で宗教的な命題を「人間」で締めくくった6巻に対して、この7巻は改めて命題に立ち返り、SFとしても完結させました。一部のファンからは「蛇足だ」との声もありましたけど、ユリはこれでやっと、本当に『妖星伝』そのものが完結したんだなぁ、と感無量でした。

 よく小説家が言われることに、「人間が描けているか」という基準があります。若手のSF作家や推理作家が陥りやすい罠として、設定やギミックやトリックに捕らわれるあまりに、登場人物の造形がおざなりになって非常にうすっぺらな小説になってしまうことがあるのです。半村良はこの「人間像」を描き出すことに秀でていただけではなく、そのひとつ上の「社会」という集合体をもSFの世界観で描き出していたとも言えると思います。

 最後に、ユリの覚えているエピソードを書いておこうと思います。
 以前、雑誌「月刊ムー」において、SF小説大賞の企画がありました。そして、こういったSFやオカルト関係の小説作家が何人か審査員に選ばれ、半村良もその中にいました。
 大賞を受賞した作品は別冊付録として公開されたんですけど、その出来は誰が読んでも「かなりダメ」な作品でした。そして審査員のコメント欄を見ると、半村良がこういった内容のことを書いていました。「正直言って、不本意。ただ、これを読んで、他の人が発奮してくれれば」と。あまりに正直なコメントに笑いつつも、この人は本当に後継的な作家の育成を望んでいるんだなぁ、と思いました。
 現状では、ユリの知る限りは、半村良の後継的なSF作家は生まれていません。SFファン自体、懐古主義者が激増しています。賛否両論はありますけど、推理小説・探偵小説の世界では「新本格」と呼ばれるムーブメントが起きました。SFでも、子供に媚びたライトノベルだけではなく、「新本格」の流れが生まれてきてほしいと思いました。

 心より、ご冥福をお祈りいたします。


許可が降りたので、参照元はコチラ。

Q.61 ヘルペスとかカポジーが出来るのって重篤だと思うのは俺だけか?
 症状の問題じゃなくて、病名の問題じゃないかと。
Q.62 大丈夫ですか?
 それなりに。
Q.63 本当か?これは?
 そうやって疑ってみるのも一興です。
Q.64 限定品なのにまだ売ってるの?
 限定されていない商品の方が少ないですよ。
Q.65 おたくは神様か?
 淫魔です。
Q.66 伊集院のラジオからパクったのかな?
 あのニュースは素晴らしいですね。鉄筋よりもモーニング。
Q.67 どう思うよ?
 遺憾に思います。
Q.68 ねえねえ?
 はいはい。
Q.69 漢方って、専用の?
 赤く塗ると早くなります。
Q.70 7万くらいでおすすめの無いですか!?
 ユリに寄付。


a-News 1.46

Last Update : 2013/01/01 00:28:32