2001/10/26 (金)
●クルマにも着実にIT化の波が──感情を持つクルマも登場(アスキー)
さて、中島みゆき3年ぶりのツアーのチケットが取れて上機嫌のユリです。3年ぶりということもあって取れそうもないかなと思っていたんですが、電話開始後約六分でつながってしまいました。ちょっぴり複雑な気分でもありますね。みなさん、生で「地上の星」を聴きたくはないんですか?
NHKの「プロジェクト×」のおかげで、発売後一年以上経つ「地上の星」ですが、まだランキング30位以内に入っていたりします。どうやらオジサンたちが「あのプロジェクト×の主題歌をください」と言って買っているらしいです。中島みゆきの名前も覚えられないアホたちです。更に複雑な気分になりますね。
では複雑な気分のまま、今日のニュースです。
「東京モーターショー」の記事なんですが、ユリは車には詳しくないので興味はありません。ただ、感情を持つクルマと言われたら、気になりますよね。あのキットが、あのアスラーダが、ついに現実になったかと拍手のひとつもしたくなります。ぬかよろこびだとわかっていてもです。
実際、記事を見ると「感情を持つ」というよりドライバー採点機能つきなだけな気もします。安全運転で機嫌がよくなり、乱暴な運転をすると機嫌をそこねるということは、路上教習中の教官のようです。
そしてそのクルマは、車外にあるしっぽとイルミネーションによって感情表現してくれるそうです。
……だれのために?
一応車内にディスプレイがあるので、そこで教えてくれるだけでいいのに、この車はわざわざ他の車に「おい、見ろよ、コイツのヘタクソな運転をよぅ」と教えてくれるわけです。感情を持っているとしたら、かなりひねくれた感情の持ち主ということになるでしょう。
また、ミニポッドという手のひらサイズのガジェットを持ち歩くことによって、さまざまな情報を読みとり、持ち主の性格や好みを覚えてくれるらしいです。それらの情報に従って流す音楽やサスペンションの固さを変更してくれるというのは、まったく同乗者には優しくないクルマだと言えるでしょう。
それでも、デザインはなかなかキュートです。前後に自動でスライドするドアも、大きく開くぶん、乗り降りや拉致監禁に便利そうです。でもやっぱり、中で抵抗して暴れると機嫌が悪くなるのでしょうか?
基本的なクルマの部分をトヨタ、インターフェース部分をソニーが開発したという、未来派自動車“pod(ポッド)”。アスラーダには遠そうですが、一度乗ってみたい気はしますね。
というふうにまとめておくと、もしかして一台ぐらいもらえるかもしれません。
|