2003/01/30 (木)
★朝鮮学校生徒に暴行や嫌がらせ(朝日)
さて、「ふるさとを訊かれたら、まよわず地球と答える」ユリです。ネタがちょっと古いですけど。
そんなわけで、一部の人には大人気な、朝鮮関係のニュースです。
というか、気になったのはニュース下にあるリンク、「在日の子へのいじめ許すな」 若手弁護士が調査への方だったりします。
在日だろうと純正日本人だろうと、「いじめ」は許してはいけないものだと思います。どうして「枠」を作ってしまうんでしょうか。日本人が日本人を虐めるのは勝手にしろという意思表明なんでしょうか。
もちろん記事を曲解して「悪意あるもの」として判断しているわけではありません。でも、この見出しの書き方には疑問が残るなぁと思います。ユリのようなひねくれものは他にもいると思いますので。
というか、ユリはきっと「在日」であることはきっかけにしかすぎず、いじめをやる人間はほかにもきっかけさえあればやっているんだと思います。だから、きっかけだけで分類して対処するのも悪いことではないですけど、もっと根本的に対策をたてていくべきなんじゃないかと思います。「いじめ、かっこわるい」みたいに。
国家に「仮想敵国」が必要であったように、個人にも「仮想敵」は必要なのかもしれません。でもそれは、別に実在の人間、国家である必要はないはずです。概念的な「悪」を「敵」とすればいいんだと思います。きれいごとですけどね。
なにはともあれ、面識も恨みもない個人にいきなり攻撃をしかけることは、「いじめ」以前にただのキチガイだと思います。と書くとキチガイに失礼なので、悪意のあるキチガイとしておきます。人間として常に、自分が「悪意のあるキチガイ」になっていないか、内省するように気をつけましょうね。
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