ゆり☆にゅーす

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2008/04/01 (火)

ミクストメディアが夜逃げしたようです

 さて、新しい年度を迎えて、心機が二転三転しちゃっているユリです。新しい学年、新しい学校、新しい会社に入る方もいるかもしれませんね。ユリは相変わらずです。

 今日は巷では「ウソをつく日」となっていて、ユリのサイトでも何度か寒いウソをついてきたような気がしますけど、さすがにもう何も思いつかないので、普通に今日のニュースやっておきます。掲示板での情報をそのまま使うあたり、投げやり度満点のような気もしますけどね。とあるレンタルサーバー会社が夜逃げしてしまったらしいです。
 実際には完全な夜逃げというわけでもなく、サーバーも完全に死んでいるわけでもないようですけど、事務所と連絡がつかなかったりはするようです。もともと、ワンクリック詐欺の温床となっていたり、いろいろと問題のあった会社だったみたいですね。はっきりとニュースソースとして提示はされていないので憶測ばかりの話にはなってしまいますけど、サポートが遅かったり利用料金の請求が遅れたりと予兆のようなものはそれなりにあったようで。
 サーバーにあるデータやプログラムについては、FTPがつながっている限りはすぐに対処できるでしょうけど、ドメインとかをここで取得していた場合は、事務所と連絡がつかないこともあって大変そうです。すぐにドメイン移籍ができればいいんですけど、「.com」のようなアメリカが管理しているドメインだと英語でのやりとりも必要になってきそうですし。
 ただのサーバー貸しだけの業務だけではなく、基本的にドメイン取得維持も代行するのが昨今のレンタルサーバー業界でしたから、「はい、潰れました」だけでは済まない煩雑な問題を抱えてしまっているということでしょうね。

 坂下センセも一時期はレンタルサーバーの営業職についていたので、軽く話題を振ってみたところ、泣きながらどこかへ行ってしまいました。よっぽど嫌な思い出があったみたいですね。

 そんなわけで、みなさんの好きな巡回サイトのいくつかも、ここのサーバーを利用していたりするかもしれません。そうなるとURLが変わってしまったり勢いで閉鎖してしまったりするかもしれないので、一度独自ドメインを持っているサイトを「Who is 検索」してみるといいかもしれませんよ。リンク先はjpドメイン用のものなので、comやnetの場合は別の検索サービスを探してみてください。
 あ、ちなみにこのサイトの「caduceus.jp」も独自ドメインなので、この検索サービスで赤裸々に情報暴露されてしまいますよー。こんな感じに。


2008/03/03 (月)

「ビデ倫」審査部長を容疑で逮捕 制作側も 警視庁

 さて、「本家」も無事に次回のコミックマーケットに申し込みを済ませたらしいことを聞き、ようやく次の巻がでるかなぁと淡い期待を抱くユリです。そして打ち砕かれるんだろうなぁ。
 今はすっかり内輪向けマイナーサイトに落ち着いていますので、さすがにもうユリを主人公にした成人指定作品について知らない人はいないかと思いますけど……その第一巻がフリー化されました。少し前の話なんですけどね。
 その理由は、まぁそれなりに売った作品ではあったし、シリーズが長くなってしまったための新規読者へのハードル下げ、みたいな側面もあるにはあるらしいんですけど、実は一番の理由は「DLサイトで販売禁止になっていた」ことにあったみたいです。
 ロリ系の作品への自主規制が強まっていく中で、イラスト系の作品よりは比較的引っかかりにくいと思っていた小説にも、その影響は及んできたわけです。といっても、引っかかった部分は本文ではなく、「挿絵のゼッケンの数字が不許可」という、なんとも微妙な話だったんですけどね。
 「そこにモザイクかければ問題なく再販売できる」と言われつつも、今更そこだけモザイク入れ直して販売するのもなぁということで、フリー化に踏み切ったというのが真相です。あ、『12歳の肖像』はどうやってもムリっぽかったので、ついでに、勢いで
 そんなこんなで、今では「日本の文化」としてすっかり定着してしまったモザイクの話題から、今日のニュースです。

 三次元に興味のない人のためにさらっと解説しておきますと、アダルトビデオの倫理審査機構には現在いくつかの団体があって、大手古参でレンタル主力のメーカーは今まで通りの「ビデ倫」を通すことが多いんですけど、新規参入で一般に「セルメーカー」と呼ばれる一般販売主体のメーカーは、同様に新しく設立された「メディ倫」を通すことが多いです。この「メディ倫」は、モザイクの基準が「ソフ倫」よりもゆるく設定されているので、「薄消し」だの「ギリモザ」だのとそこをウリにした販売ができるわけです。
 そのため、メーカーは「メディ倫」に傾きやすくなり、「ビデ倫」としてもなんとか時代のニーズに合わせた倫理基準を採択していかないと困る、という流れから、このニュースにつながるわけです。
 「ビデ倫」内部でも意見が分かれていたりするあたり、この問題の「難しさ」がよく分かるニュースだと思います。

 でも本当は。
 ビデオ内での「本番行為」が本来は御法度であったために、それを隠す意味でのモザイクでもあったはずなんですけどね。売春行為が禁止されている以上、映像の販売目的でのセックス自体も禁止になっていたんですよ。だから「本当に入っているのか入ってないのかわからない」というのが本来のモザイク基準だったはずで。
 この辺の建前なんてのも、きっとなしくずし的に「なかったこと」にされちゃってるんだろうなぁとしみじみ思う、モザイクかけられまくりのユリなのでした。

 ……ひなまつりに全然そぐわないニュースだったなぁ。


a-News 1.46

Last Update : 2013/01/01 00:28:32