2005/08/25 (木)
★台風が近づいていたりするわけですけど……
さて、ユリです。
事務所に来てみると、妙にナンバープレートがピカピカなファンカーゴが停まっていました。どの角度から見てもへこんでいたり傷ついていたりすることから、センセの車には違いないんですけど、ナンバーに見覚えはありません。首を傾げつつ、事務所に入りました。
……落ち込んでいる、センセがいました。
なんでも、つい先日、ナンバープレートを盗まれたそうで、陸運局で新しく発行してもらったとのことです。あまりの災難続きに、さすがにユリも気の毒になりました。四月には、路上の喧嘩に巻き込まれて、ガラス割られたばかりですから。この件については運良く、割った当人が弁償を申し出てくれたので実害はなかったにしても、災難続きには違いないわけで。
暗くなってるセンセが、訊いてもいないのに「ナンバープレートが盗まれた場合にするべきこと」を語りはじめたりしましたので、せっかくですから簡単にまとめてみることにします。
その1:被害届を警察に出しましょう
紛失ではなく、明確に盗難にあったとわかったら、なるべく速やかに被害届を出しましょう。ちなみにセンセは、コンビニ強盗に遭った時以来の経験ということで、ムダなところで経験豊富のようです。被害届の受理番号は、あとで必要になりますのでちゃんと確認しておくことにしましょう。
その2:役場で仮ナンバーを借りましょう
ナンバープレートの再発行には、各地方の陸運局に出かける必要があるんですけど、その場合、実際に車を持っていく必要があります。カーキャリーや牽引で持っていく場合以外には、実際に車に乗っていく必要があるんですけど、ナンバーなしでは公道を走れないわけです。よって、とりあえず公道を走るために、仮のナンバーを取り付ける必要があるわけです。
センセの車は前方のナンバーのみ盗られたんですけど、仮のナンバーは前後両方に取り付けなければなりません。厳密には、勝手にリアナンバーの封印を取り外すことは違法らしいんですけど、センセは「なら、どーせいっちゅーねん」と言いながらもとのリアナンバーを外し、仮ナンバーを取り付けたそうです。
その3:陸運局へいきましょう
仮ナンバーを取り付けて公道を走れる状態にしたあと、陸運局へ向かいます。盗まれなかったリアナンバーは返却するために、忘れずに持っていきましょう。提出書類に被害届の受理番号を書く欄がありますので、控えた番号も忘れずに。
ちなみに盗難にあった場合は、強制的にナンバー変更となります。センセは前のナンバーが気に入っていたので変更したくなかったそうですけど、それはもう問答無用で変更なわけです。紛失の場合は変更しなくてもいいらしいですけど、さすがに駐車場に取り外したボルトが落ちていた状況だと、紛失には無理がありますもんね。
ちなみに陸運局での状況はまさしくたらい回しだそうです。職員が親切だったのでどうにかなったそうですけど、とてもややこしいです。実際に書くと、「相談窓口」→「ナンバー返納」→「新規申請」→「番号交付」→「県税申請」→「プレート交付」と全部別の窓口で処理するそうです。
購入したナンバープレートを外で封印してもらって、すべて完了です。泣きながら帰りましょう。
その4:事後処理
仮のナンバーは速やかに役所に返却しましょう。保険など、変更した事由の届けが必要なところにも、速やかに届けなければいけません。
その5:そのほか
かかる費用は自治体によって微妙に異なるらしいですけど、仮ナンバーを借りるのならそれで700円ちょっと、ナンバープレート自体の価格が二枚で1400円ちょっとです。足して2000円を越えるぐらいと思っていいと思います。費用的な問題よりも、役所や陸運局が平日昼間しかやっていないので、会社勤めの人なら休みを取る必要があるわけで、そちらの方が辛いでしょうね。
ナンバーの取り付けは自分でやるのが基本だそうだので、ドライバーは陸運局に持っていきましょう。仮ナンバーの取り付けも自分でやるわけですから、そのまま車に積んでおきましょう。って、ふつう車に簡単な工具ぐらい積んでおくべきだと思うんですけど、センセ。ちなみに、プラスだけで問題ありませんけど、封印を外すのにはマイナスがあると便利です。
つらーっと書いてみましたけど、こんな知識が役立つことがないのが一番です。実際に外してみると、あまりに簡単に取り外せる事実にセンセは愕然としたそうですけど、それなら自動車メーカー側もビスカバーを作るなどの対策を立ててほしいものだとユリは。思いました。
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