2003/10/21 (火)
★肺がん患者ら原告の請求棄却 たばこ訴訟で東京地裁判決 (朝日)
さて、最近よく見かける「(ry」がようやく「(略」のことだと気がついた、ローマ字入力とは縁遠いユリです。まだ「(w」はすぐに理解できたんですけど、なまじ文を読むときに「りー」と読んでいたために、ちっとも意味がわかりませんでした。 などとものすごく適当な前ふりで放置期間をなかったことにしようとしつつ激しく失敗して、何気なく今日のニュースです。
タバコ問題はいろいろと難しい問題をはらんでいますけど、なぜ難しいと言えばたいてい吸わない人や、吸って病気になったと主張する人たちが感情的なためだと思います。 もちろん、副流煙や二次喫煙に関しては、それなりに対策が立てられるべきであると思いますし、健康にいいからと吸っている人はいないと思います。しかしそれは喫煙者に対して問われる責任であって、メーカーに転嫁するべき問題ではないでしょう。 包丁でケガをしたり、自分が誰かに刺されたからといって、包丁メーカーに責任があるとは思えません。喜んで購入し、喜んで吸っている人が大半である以上、メーカーに文句をつけるのは筋違いだとユリは思います。依存症についても個人差がある上に、アルコール依存症とはくらべものにならないほど害は少ないと思います。がんとの関連性についても、確率論ではいつまでたっても白黒はつきません。
だから、この人たちは怒りを別の方向へ向けるべきだと思うんです。草の根から、「喫煙反対運動」なり「タバコ廃止論」なりした方が、国やメーカー相手に裁判を起こすよりも有意義なような気がするのです。営業妨害ということで、結局裁判沙汰になる可能性があるにしても、いきなりメーカーを訴えるよりも世論へのアピールが果たせるはずです。あくまでも賠償金がほしいから、というのならユリはもう何も言えませんけどね。
明確に害が存在していたとしても、自己判断で得られるものの方が多いと思ったのなら手にしてしまうのが人間です。でも、はっきりと「健康に悪い」と書いてあるものをすすんで使用したのなら、その責は自分が負うべきだと思います。それなのに「警告文にこれこれこう書け」と主張することを、ユリは理解に苦しみます。今の警告文を気にしない人は、多分なにを書いても気にしないと思いますし。
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