ゆり☆にゅーす

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2011/05/16 (月)

神戸→東北、サンバでエール

 さて、アニメ化も実写化もして大盛り上がりなような気がする「もしドラ」ですけど、『もし高校野球の女子マネージャーが中山みきの「おふでさき」を読んだら』というネタを思いついてしまったユリです。読まなくても甲子園の常連なんですけどね。
 さらに調子に乗って『もし高校野球の女子マネージャーがアレイスター・クロウリーの「法の書」を読んだら』というものも考えてみました。ボールが無限小であるハディート、球場が無限大であるヌイトであると気づき、エノキアンタブレットなどを使って万物照応表を完成させて完璧な守備陣を敷いたりとか、「汝の欲するところをなせ」を誤解して好き勝手やらせてチーム解散の危機に陥りつつも、すんでのところで「意思下の愛」に気づき心をまとめたりとか、「全ての男女は星である」という言葉から守備範囲と打順を選手によって工夫したりとか、最終的にはホルスのアイオンの到来を叫びつつ審判への従属を断ち切って失格の危機に陥ったりとかいろいろ考えたんですけど、クロウリーが好きな人以外には全然面白くないネタなので封印することにします。
 ちなみに勿論「もしドラ」も「とらドラ」も見てませんし、読んでもいません。今期ではダークホース的に「アスタロッテのおもちゃ」が面白いですね。予想外にベタベタハートフルコメディですけど、それが新鮮でもあります。一応同属とはいえ、前提世界観が違いすぎるのでユリとは被ったりはしない、と勝手に思ってたり。

 更新が年四回ぐらいになると、毎回話すアニメの話題が違うものになってて前振りネタ選びに困らないなぁと率直な感想を漏らしつつ、今日のニュースです。
 日本でもサンバです。郷ひろみの方ではなく、サンバカーニバルですね。かつての大震災から復興した神戸から、今も打ちひしがれているであろう福島へのエールだそうです。
 いい話ではあるんですけど、ユリの属する側のいかがわしい視点で見てみると「女児ふんどしを禁止してもコレじゃ一緒じゃないのかなぁ」とも思ってしまうわけで。そこでいかがわしい側の代表者として坂下センセにその話題を振ってみたところ、

「サンバは化粧するでしょ? その時点で長ズボンを穿いちゃったぐらいの価値の変化が起きてしまう。だから全体像としてはそれなりに配慮されてるとは言えるわけ。ただ重要なのは、あくまで化粧が見えている状態においてのみ、その価値の変化が起こるということ。つまり背後から露わなおしりの双丘を狙って撮影したりすると、それはそのまま露わなおしりという価値のものとなってしまう。女児ふんどし祭りの時は、写真だけでは物足りなくなって黒髪の艶やかな幼女の吐く息とか振りまく香りとかも欲しくなってくるけど、サンバだと顔の映っていないトリミングした写真だけでよいという気持ちになるから、防犯的にはそれなりに配慮したイベントなんじゃないかと評価している。盗撮の問題はある程度残るけど、一般撮影者に混じって撮る分には問題ないだろうし、見るからに怪しい雰囲気で撮影している人は多分この機会がなかったとしてもとっくに職務質問で捕まってるだろうし、バランスとしては普通のコスプレイベント程度のリスクに抑えられているんじゃないかと思う。とまぁこのように書くと坂下的にはサンバイベントは低評価で特に食指をそそられないイベントであるように思うかもしれない。ただ、妄想の出発地点としてはなかなかの逸材だとは思うんだ。そこにとある重要なファクターがあるからね。最近ではそこそこ見かけるようになった「ギャップ萌え」ってやつだ。普段はどちらかというとおとなしい、だからこそ親の言うこともよく聞く小学三年生の女児がいるとする。子供がそうであれば親も比較的真面目、悪く言えば地味な存在であるはずで、本来ならこんな恥ずかしい格好をして街中で踊るなんてことは考えもしないはずだ。でも、例えば母親の親戚なり、昔からの友人が今回の震災で大きな被害を受けたとしたらどうだろう? 自分にもなにかできる事はないか、寄付はしたけど現地にまでは行けない自分に何か、と思った時にこのイベントを知ったらどうだろう? 普段は貞淑な母であり妻である女が、かけていたメガネをコンタクトレンズにしてウィッグまでつけて、力と願いを込めて踊るかもしれないじゃないか。そうなると、真面目な娘もいろいろ考える。最初は母に一緒に踊ろうと言われても頑なに拒否してきたが、母の想いを知ったらなにもせずに見ているだけでいいのかと悩み始める。とはいえ同級生に見られるのは恥ずかしくてたまらない。普段が真面目なだけに、翌日から学校で何を言われるのかがわからない。そんな最後に残った懊悩を、母親がお化粧ポーチを持ってきて優しく取り去ってくれるわけだよ。「ほら、これでももう誰にもあいちゃんだってわからないわよ」と言いながら、鏡台の前で母親が幼い娘の顔を飾りたてていく。あいちゃんはそんな魔法みたいな行為にぼうっとしながら、これまでの「いい子」だった自分までもが上から塗り込められていく感覚に囚われるわけだ。自分なのに自分じゃない、飾られた自分。それが皮肉にも、普段を「いい子」で飾っていた自分をさらけ出してしまう。いたずら心や恋心、そんなものが吹き出してきちゃう。あ、だいきくんも見に来ちゃうのかなぁ。こんなハダカみたいなカッコのわたし、だいきくんに見られちゃうのかなぁ。そんなことを考えながら次第にサンバに積極的になっていったりして。で手作りの衣装も食い込み気味なもんだから、激しい動きをすると食い込んだりしちゃって、妄想がどんどんエスカレートしてしまう。ブラの裏地も乳首に擦れて、これまでしらなかった感覚にも目覚めていく。その感覚に虜になりつつ、なおかつやっぱり自分だと誰にも知られたくなかったあいちゃんは、練習にもお化粧と衣装をフル装備で出かけていく。家の中よりも外の方が感覚が強まることをもう知っていたんだね。そんな時に、だいきくんが通りがかる。ジロジロと見られて、頭の中が沸騰しそうなあいちゃん。でも今の自分は自分じゃない。「いい子」をかなぐり捨てて、素直な自分になっている。赤い顔で見つめるだいきくんの側へ(以下略)。

 ……誰ですか、あいちゃんとかだいきくんとか。
 とりあえずその勢いで「本家」をさくっと更新してくれませんか……。


a-News 1.46

Last Update : 2013/01/01 00:28:32