「お休み、お姉ちゃん」 えむさん
『お姉ちゃん、起きてる?』
栞が小さな声で言った。何よ、という声が返ってきたので、栞は答えた。
『あのね、えっと……寝られないから少しいっしょにいてほしいの』
きぃ……
ドアが開いた、入ってよい、ということらしい、栞は姉の好意に甘えて、その部屋に入っていく。
『まったく……なんでいまさら寝られない、なのよ、中学入ってもそんなこと言うの?』
『だってまだ入ったばかりだもん』
そう、といって姉の香里は仕方なく栞を自分の布団に入れた。
栞はその中でそわそわと香里の顔を見つめている。
『子供ね』
『む〜! お姉ちゃんと一つしか違わないもん』
香里はその言葉を聞いて、ふふ、と笑っている。
『栞、ストレスたまってるんじゃないの?』
『え? 何で?』
『ストレスたまると寝られなくなるんだって聞いたわよ』
栞には思い当たる節がなかったが、香里は続けた。
『いい方法教えてあげるわ』
香里は少し怪しい笑みを浮かべている、何をしでかす気だろう。
『栞、服脱いで』
『えっ!!』
栞が驚くのも無理はない、栞にはまだこのような経験をしたことが全くないのだから。
『ほら、早く』
香里は半ば強引に服を脱ぐよう促がして、自分のパジャマのボタンをはずし始めた。
栞も、白い顔を赤くしながらも、ボタンを上からはずし始めている。
『お姉ちゃん、恥ずかしいよ……』
すでにボタンをはずし終わり上半身だけ裸の香里が言った。
『じゃあ少しずついきましょ、いきなりじゃ嫌でしょう?』
『うん……』
香里に言われて、栞は最後に残った一番下のボタンをはずした、そして栞も下着姿になった、その胸の膨らみは姉の香里と比べるとかなり小さい。
そのふくらみに、香里が手を伸ばした。
『栞、いい?』
こくん、と頷いた、かすかに口が動いた気がするが、声は聞こえない。
香里の手が栞の小さなな胸に触れた。
『はうっ……』
小さな声をあげ、栞がベットの上で跳ねた、その反応に気を良くした香里は、栞の下着を上に上げ、攻める準備を始めている。
栞の胸は大きさこそ小さいが、白くて柔らい。
『お姉ちゃん……』
『なあに? 栞』
『なんでもない……』
そう、と香里は言って、もう一度栞の素肌の胸を攻めた。
『あっ……』
初めて味わう感覚に声をあげている。
それが気持ち良いのかそうでないのかはわからなかったが、香里はなお行為を進める、そして香里の指が栞の乳首に触れた。そしてすぐにそこを弾くようにして攻め始めた。
『ひぃっ……』
『栞、声上げてばっかね』
『だって……』
そのあとの言葉は、聞き取れない。
さらに進むむ行為に、栞の乳首は完全に硬化している。と、栞が少し切なげな顔で香里に言った。
『ずるいよ、お姉ちゃんだけ……』
『何で?』
『だって、お姉ちゃんだけ私のおっぱい揉んで』
良いわよ、と、香里は自分の胸を栞の前に突き出し、不信な笑みを浮かべている。
『え、えっと……』
早く、と香里に言われ、栞は姉の胸に手を伸ばし、手が届くと栞は少し躊躇ってから香里の胸を揉んだ、だが香里は殆ど反応せずに、無言のまま栞を見つめている。
『ずるい……』
香里の胸を揉みながら、栞が言った。
『何がずるいのよ』
『お姉ちゃんのは大きいのに、私だけ小さいんだもん』
『それは生まれつきよ』
『む〜……』
栞は香里の胸を強く揉んだ
『あんっ! ちょっと、栞』
『そういうこと言った罰だもん』
そう言って栞は更に力を込めて揉み始めたが、負け時と香里も栞を押し倒し、立場を反転させ、栞を押し倒した。
『きゃっ、お姉ちゃん……』
『私の胸を強く揉んだ罰よ』
といって、香里は自らの舌を栞の胸に当て、次の攻撃に入る。
『っ…………・』
栞は声を上げないようにぐっと耐えるが、香里は栞の声が聞きたいらしく、舌を胸から乳首に移し、舐め始める。
『うっ…………・』
香里は不満足そうな顔をして栞に聞いた。
『栞、ちょっといい?』
『え!!そこは……』
香里が指差した場所は栞のパジャマのズボンだ。
『だいじょーぶよ、怖がらないで』
『でも……』
『そう、しょうがないわね、まったく……』
と、香里は自分のズボンに手をかけ、そのままするすると下ろしていった、するとその下から、香里のすらっとした足が姿をあらわした。
テニスをやっているせいもあり、その足はきゅっと引き締まっている。
『栞、これでいい?』
香里は恥ずかしいといった様子も無く、下着だけの姿になっている。
『え、えっと……』
『いいのよね、というかこれで脱がなかったらお仕置きよ』
その言葉を聞いて怖くなったのか、栞はこくんと頷き、力を抜いた。
香里は下着ごと脱がそうとしたが、拒まれてしまったので、仕方なくズボンだけ降ろし、栞も自分と同じ格好をさせ、下着を見つめた。
栞の白い下着から下の足は姉の香里のような力強さは無く、弱々しかったがそれがまた綺麗だ。
『は、恥ずかしい、よ……』
栞はさらに顔を赤くしている。
香里はといえば、恥ずかしいという感情を微塵も感じさせない表情で、栞の赤く染まった顔を見ている。
『我慢しなさいよ、このくらい大丈夫でしょ?』
『ぜんぜん大丈夫じゃないよ……』
そう、と応え、香里は妹の顔からその下着へと視線を変え、そこへ手を伸ばした。
『きゃっ!!』
そこに手が触れた瞬間、栞は何とか耐えてきた声を思わずあげてしまった、その声を聞いたにもかかわらず、香里は下着の上から指で突き攻めつづけている。
『あ……お、お姉ちゃん……はうぅ……』
『なあに、栞?』
香里には、栞の言いたいことを聞くつもりは無く、言葉を出させまいとさらに刺激を強くし、なにも言えない様にしてやることにした。
『あ……や……め、はうっっ……』
『何? 聞こえないわよ』
栞 は香里の思惑どおり、言葉にならない声を上げている。
『あっ…………』
ふと、香里は指を止めた、栞の下着が明らかに湿っていることにきづいたのだ。
香里は先に自分の下着を下ろし、栞にもそうするように言った。
すると栞は香里の言う通りに最後の下着を脱いだ、香里は何も言わず、栞のそこにゆっくりと、そしてやさしく触れた。
声を上げるのに抵抗がある栞は、ぐっとこらえている。
『栞、力抜いて』
『…………』
『仕方ないわね』
香里は自分の足を栞の頭のほうへよこし、頭は栞の両足の間に持っていき、その体制から体をずらし栞の秘密の場所を舌で探るように刺激した、同時に栞も香里の性器に舌を当て、攻め始めた。
『栞、もっと強く、こう』
といって、香りは教えるように強く刺激した。
『はうっ……』
『ほら、もっと強く』
こう? というような感じで、栞は香里のそこを強く刺激し始める。
『あっ、そう、そんな感じよ』
すると、香里は栞のそこから漏れ出した液を吸い上げてから口を離した。
『え……どうするの?』
栞はそう聞いた、その声から次の行為を恐れるような風は読み取れなかった、きっと栞も香里にされるうち、体が慣れてきたのだろう。
そのことを悟ってか、香里はいよいよ最後の行為に進もうとしていた。香里は栞を寝かせたまま、その横に座り、了承を求め、聞いた。
『怖い?』
栞は首を横に振っている。
じゃあ、といって香里は右手の中指を立て、それを栞の秘密の場所に突き刺した。
『きゃぅぅぅ!!』
栞は大声を上げてベットの上で体を反らしている。
それでも香里は中指を奥のほうへと進めた、ふと、香里が手を止めた、栞が痛い、と言ったからだ。
『はぁ、はぁ……お姉ちゃん、痛いよぅ……』
『何言ってるのよ、我慢しなさい』
『でも……』
栞はそう言ったが、香里は容赦しない。
その、痛い原因の物体に向かって思い切り指で突き破った。
『あうっっっ!!』
その声も無視して香里はさらに奥へと指を進める、もう栞は抵抗することも忘れ、香里の指にあわせて声を上げ、体を動かす。
そして……
『もう、だめ……』
栞の感覚が頂点に達した、それを知った香里は、指を止めて、手を引いた
『はぁ、はぁ、疲れたよ』
『それなら、今日はこのくらいにしてあげるわ』
香里はそう言い放つと、自分の服を着始めた
『ほら、早くしないとかぜひくわよ』
『あ、うん』
こうして美坂姉妹のHな夜は終わった
『お休み、お姉ちゃん』
END...